2000年以降、東日本大震災や熊本地震、北海道胆振地方地震等でホットトピックに挙がったのが「災害時のスマホ充電」です。
いきなり電力が途切れたとき、残されたスマホの電力量でヒヤヒヤしながら夜を過ごす・・・そういったリスクの高い避難生活を送った方が沢山いました。
地震対策をするのであれば、今後は「スマホ充電器」は外せません。
【結論】モバイルバッテリーを買おう!
このページの結論は「モバイルバッテリーが災害用におすすめだから買おう!」です。その理由を比較して長々と書いているだけです。
気が短い人は一番おすすめのこのバッテリーを1台買って下さい。もし大地震が発生してしまった時に、絶対あなたを助けてくれます。
私も購入して持ってます。
この機能で5,000円前後は非常にコスパが良いです。
スマホ充電器のタイプ4種
スマホ充電器は4種類のタイプがあります。「乾電池式」「ソーラー式」「手回し式」「モバイルバッテリー」の4種です。図で分かりやすく比較すると下記のようになります。
(1)乾電池式充電器
一番基本的な充電器です。単三電池を4本用意して、自分が普段使っている充電器のコネクタを用意して、差し込めば約1回分充電できるというものです。
アルカリ乾電池を使った場合は、1本あたり2,700mAh位の容量になります。理論上は何回かスマホを回復できますが、結構すぐヘタります。充電スピードはそこまで速くありません。
(2)手回し充電器
手回し充電器は、災害用ラジオ等の「おまけ機能」でついていることが多く、単品では売っていません。元々ダイナモ機能と呼ばれ、ライトを手回しで発電する方式が流行っていましたが、最近ではスマホも充電できるようになっているものです。
ただし、手回しはめちゃ疲れるためおすすめしません。必死で回してもフル充電は見込めず、ちょっと電話することができるようになる程度です。
(3)ソーラー式充電器
201o年以降に流行り出したのがこの「ソーラーバッテリー」です。何回でも使えて、しかも晴れの日であれば3~4時間でスマートフォンをフル充電できます。
ただし、曇りの日にはほとんど充電できない・・・といったトラブルもあるため、粗悪品を掴むと災害時に何もできないというリスクもあります。
(4)モバイルバッテリー
最近出てきたのがこの「モバイルバッテリー」です。電池技術の向上によって「大容量で何回も回復」「急速充電ですぐ使える」という最強の充電器ができました。やや高めの値段ですが、災害時にかなり使いやすいです。
粗悪品を買うと1回充電したら終わり、ということもあるため良いブランドのものを買いましょう。
スマホ充電器を比較する時のポイント
スマホ充電器を比較する時は、価格以外に「3つの数値」を比較してみて下さい。その商品が良品なのか粗悪品なのかすぐ分かります。
(1)容量(mAh)
mAh(ミリアンペアアワー)と呼び、モバイルバッテリーの容量を表す単位です。数値が高い方が大容量で、スマートフォンなどへの充電回数が多くなります。
ちなみにiPhone7の容量が1,960mAhです。最近のスマートフォンは2,000mAh~3,000mAhくらいです。十分にスマホを使える70%以上回復という意味では2,000mAhで1回スマートフォン充電と考えて下さい。
(2)電流(A)
A(アンペア)と呼び、モバイルバッテリーから機器へ供給可能な電流の出力値です。数値が高い方が、スマートフォンなどへの充電が高速となり、短時間でスマートフォンなどを充電できます。
ノーマルな充電器が「1A」です。例えばiPhoneだと1A充電器を用いると約2時間半、2A充電器だと約2時間で0%から100%まで回復します。2A以上だと速いと覚えておけばいいでしょう。
(3)重量(g)
g(グラム)はおなじみの重量単位です。災害時に持ち運びやすいように、できるかぎり軽いものを選択すべきです。
人間、500g以上のものを持って走るとだんだん疲れてきます。100g以下だとほぼ負担なく持ち運べます。iPhone7が138g、iPhone7 Plusが188gなので、200g以下だと軽いという印象を持っていいでしょう。
おすすめ充電器6選
【1位】KUKUYA(最強)
KUKUYAというブランドが販売している種類です。最新型のバッテリーで容量が40,000mAhと最大クラスなので何回も充電できることと、出力が大きく速攻で充電できることが強みです。
【2位】BigBlue ソーラーチャージャー(ソーラー好きはコレ)
若い人におすすめのソーラー式です。
BigBlue(ビッグブルー)というソーラー系の製品です。こちらは中国系の方が経営者ですが、日本に会社を立てており、日本の会社です。2015年に設立されています。
特にソーラーパネルが強みで、このソーラーチャージャーは充電能力がかなり高いことで有名です。
ベストセラー商品になっています。ソーラー式充電器の中では、晴れの日の容量がトップです。出力も2.4Aと充電速度が速いです。3USBポートが備えて、3つのデバイスを同時に充電でき、軽くて持ちやすいことを強みとしています。
【3位】WeeFancy(コンパクトがお好みの人はコレ)
女性・高齢者・子供におすすめです。
WeeFancyという商品です。これはスリムタイプで168gという超軽量のモバイルバッテリーです。これ以下のものはほとんどないと思います。あっても容量が低く使い物にならないと思います。
手のひらサイズですが、スマートフォン数回分の充電能力があります。
災害時、避難する時にコネクタを忘れがちです。
物忘れしがちだけど一家を支えなければいけないお父さんはこれを1台バッグにいれておくべきでしょう。しかもこれ、軽いです。そして意外と容量も10,000mAhと大容量です。
【4位】Webゆとり 乾電池式充電器(乾電池式好きの人)
電池が自宅に余っている人におすすめ。
ベーシックな乾電池式充電器です。単三電池6本でスマートフォン1台1回分しかチャージできないため、コスパはそこまでよくありません。
Type-Cはついていますが、lightningはついていないため、iPhoneの場合、別途USBケーブルが必要です。一方、ライトがついているため、暗い中でも安心です。
しかし、自宅に電池が沢山ある人にとっては無尽蔵に充電可能になるため、こちらをおすすめします。繋げば充電するため、使い方が分かりやすいというのもメリットです。
乾電池の準備方法を知りたい人は下記を読んで下さい!
乾電池は別売りなので、別途買いましょう。
【5位】GERCEO 手回し充電器(全部入り派はコレ)
いろいろ機能があった方がうれしい人。「全部盛り」が好きな人はコレ。
手回し充電、ソーラー充電、複数ポート、PSE認証・・・すべてを盛り込んでいますが、難点は「重い」です。それ以外は最強です。高いですが、他の機器をすべて揃えるなら、これ一つでOKなのでお得かもしれません。
【6位】Jackery ポータブル電源 (災害用大型充電器)
本格的な災害用電源が欲しい!
そういう人にはこれがおすすめです。もはやモバイルバッテリーではありませんが・・・
Jackrey(ジャックリー)は米国企業で、JacketとBatteryの造語のようです。「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となって名付けられたとのことです。日本法人を設立していて、防災関係やキャンプ関係では知らない人がいないくらい有名なメーカーです。
ちなみに私はこれを持っています。BCP関係者はよく自宅に配置しています。持って逃げる用途ではなく、家が無事な時に会社と連絡したり、仕事をしたり、家族のスマホを一括で充電したりする用途です。
スマートフォン2,000mAhのものだと20回以上は充電できます。充電速度もやや早め。相当に高いですが、もしお金と置き場所に余裕があれば買いましょう。
おすすめは「KUKUYA」!
災害時の充電器で一番のおすすめは「KUKUYA」です。大容量で何回も充電できる、そして急速充電なのでストレスなしというパーフェクトな逸品です。
1個だけ買えというなら私はこれを買います。
というかもう既に購入して持っています。
私も購入して持ってます。
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