津波対策に特化した防災グッズおすすめ5つ【水害対策も含む】

防災グッズ
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この記事を読んでほしい人

  • 津波・水害対策を「本気で」考えている人
  • 津波や水害から家族を守りたい人

「津波」が一番怖い!

2019年以降、また巨大地震が起こるのではないかという懸念が広がっています。予言者的な人もそう言っていることに加え、日本政府も大地震の可能性を否定していません。

特に、南海トラフ地震が発生すると、津波で20万人以上の人が死ぬという予想が、日本政府から発表されています。

南海トラフの想定死亡者数(朝日デジタル抜粋)

正直なところ、日本の建物は地震対策が進んでいるため、よほど昔に建築した建物でない限り、建物が倒壊して死ぬ危険性は小さいと言えます。

南海トラフ地震での死亡者も9割以上が「津波による死亡」だと言われています。すなわち、現在の日本において一番怖いのは津波だということです。

また、津波と近いレベルで怖いのが「水害」です。水害は、台風や大雨などによる河川の氾濫によって洪水という形で発生します。2018年には西日本豪雨が発生した際に多くの被害者が生まれました。水害は地震による津波だけではないということです。今回紹介する防災グッズは水害にも使えます。
津波が怖い地域は太平洋沿岸部です。南海トラフ地震の最悪ケースをベースに考えると、特に津波の恐れがあるのは静岡県、和歌山県、高知県、三重県、宮崎県、徳島県、愛知県、大分県、大阪府、兵庫県、香川県です。
2024年に発生した石川県能登半島地震において、日本海側においても津波が来ること、日本海側の津波は太平洋側よりも「早くて長い」ことが分かっています(ヤフーニュース)海に面する全ての都道府県でリスクはあるということです。

津波対策に必要なこと2つ

最低限、やっておいた方がいい津波対策が2つあります。

1つ目は「避難ルートをチェックしておくこと」です。

津波は、地震が揺れたあと3~20分くらいで襲ってきます。要するにその20分の間で高台に逃げ切ることができればいいのです。最大で34メートルの津波が想定されています。(高知県・静岡県)

南海トラフの想定津波被害(朝日デジタル抜粋)

過去記事の、最寄りの避難場所・避難所をチェック方法を参考にして下さい。これに加えて、実際に住んでいる自治体が発表している推奨避難方法を確認すると、生き延びる確率をぐっと高めることができるでしょう。「市区町村の名前+ハザードマップ」でグーグル検索すると出てきます。

2つ目が「防災セット/防災グッズの準備」です。

防災グッズを準備しましょう。ただし避難ルートをちゃんと確認できたあとが望ましいです。防災グッズを持っていても逃げ遅れたら死にます。死んでは意味がありません。防災グッズはあくまで避難と避難後の生活をスムーズにするためのものです。

ただ最近、防災グッズも津波対策の専用品が開発されてきています。今回は津波対策に特化した防災グッズ・防災セットを紹介します。

津波対策に特化した防災グッズ5つ

【1位】水に浮く防災セット(ラピタ)


おすすめ度:★★★★★(購入必須!)

防災グッズの有名ブランド「ラピタ」が販売している防災セットです。

税込で14,520円です。

Amazonでは販売されておらず、楽天のみです。

有名ブランドのラピタの防災グッズには「多機能ダイナモライト」と「エアーゴロン(防災用エアーマット)」が入っており、これが災害時にかなり使えるため1位にしました。

「多機能ダイナモライト」はラジオにもなり、ライトにもなり、スマホの充電器としても使えます。しかも乾電池がなくても手回しで使えるため、災害時にあたふたしません。

「エアーゴロン」は防災用のエアーマットで、避難所に行ったときに必須になります。防災用エアーマットは入ってない防災セットが多いのですが、ラピタの防災セットには入っています。

津波で逃げ切れたあとのこともしっかりフォローできているため、一番おすすめします。

【2位】水に浮く防災セット(防災用品オシャレ)

おすすめ度:★★★★☆(できれば)

防災用品オシャレという防災グッズ会社が販売している「水に浮く防災セット」です。名称に書かれているとおり、豪雨や津波専用に作られています。

価格は27,500円です。

ちょっと高めです。正直、さきほど紹介したラピタの防災セットとほぼ同じです。2位にした理由としては、やや高いためです。

ただし、この商品は高いだけあって、リュックと救命胴衣を合体させた製品となっています。浮力としてはこの商品の方が良いと思います。

【3位】カザワモデル(津波用ライフジャケット)


カザワモデル A-1大人用 水害・津波対策用 防災頭巾付救命胴衣

おすすめ度:★★★★★(必須購入)

個人的にもう一つおすすめを選べと聞かれたなら、このカザワモデルと呼ばれる「津波・水害対策専用ライフジャケット」の購入をおすすめします。

価格は7,200円+配送料です。

Amazonで買える唯一の津波専用ライフジャケットです。また価格もそこまで高くありません。通常のいいグレードのライフジャケットが5,000円くらいです。プラス2,000円で津波専用のものが買えるならば買った方がいいでしょう。

身長135cmから使うことができます。また体重は120kgの方まで使うことができます。小学生以上であれば使えるでしょう。子供用も販売されています。

※カザワモデル 子供用

「津波専用のライフジャケット」が欲しい、という人は、ぜひこのカザワモデルを購入してください。

注意:本商品は売り切れ続出のようです。

【4位】ツナガード(津波用ジャケット)


TSUNA GUARD ツナガード 成人用 自動膨張式ライフジャケット&スタンダード型リュック (TG-A1R)

おすすめ度:★★★★☆(余裕あれば)

ツナガード(英語名:TSUNA GUARD)は大阪のスポーツグッズメーカーである「株式会社ネスト・ジャパン」が開発した、津波・水難事故対策用避難リュックです。

税込34,372 円です。値段が高いので星4つにしていますが、カザワモデルよりも津波対策としての機能が多くついています。

バッグの紐をひっぱると手動でライフジャケットが出てきます。それに加えて、水を感知すると「自動的に」ライフジャケットが出てくる機能がついています。今までにない救命道具です。固型式タイプの安価版(28,000円)と子供用もあります。
※ツナガード 成人用 固型式安価版
※ツナガード 子供用

正直、本気で津波が怖い人はこのライフジャケットをおすすめします。

2004年にインドネシアで起こった「スマトラ地震」では、ライフジャケットを着ていたため津波に巻き込まれたけど生き残ったという報告があります。静岡県や高知県など、大きな津波が想定される地域であれば持っていても損はありません。

【5位】津波シェルター


厳しい試験に合格した 津波シェルター 防災 地震 津波 非常食 避難用具 収納 災害 戦争 圧力テスト 浮力テスト済み 内装 全面衝撃クッション張り 緊急 ライフライン 天災 安心 洪水 衝撃に強い 安定 備蓄倉庫 基礎不要

おすすめ度:★★★☆☆(お金持ち用)

三重県の松っちゃん堂という農業機械メーカーが販売している津波シェルターです。

税込で213万円します。

2メートル四方のサッカーボール状のシェルターです。大人が最大6人入ることができます。非常食を入れるスペースもあるため、津波で流されてもこのシェルターに入っていれば、数日間は生き延びることができます。

ある意味、最強の津波対策です。

500kgあるし、2メートル四方あるため、一軒家で庭がない限りは置き場所に困ると思いますが、もし自宅にスペースがあるのであれば、買ってもよいと思います。本気で死にたくないお金持ち用です。静岡県や高知県の沿岸部に住んでいるお金持ちに推奨します。

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