災害リスクを「1マップ」で見たい!
大佐です。私は東京23区に住んでいますが、国や企業が作ったハザードマップって見づらいんですよね。
理由としては、昔、政府が災害対策基本法を作ったあとで「都道府県・市区町村は各自で頑張って作ってね!」と丸投げしたからなんですね。勝手に自治体が作っているからハザードマップがバラバラにネット上にあるんです。
バラバラなのが面倒!隣の市の情報を見たいと思っても再度ググらないと見られない・・・ということで、自分でマップを作ってみました。
名づけて「首都圏ハザードマップPLUS(プラス)」、なぜプラスかというと、地震・津波リスクに加えて土砂災害リスクも追加しているからです。ざっくりと首都圏の災害リスクを見回すという目的に最適化させています。
首都圏ハザードマップを自作してみた
無料の地図アプリでハザードマップを作ってみました。今回使ったのはESRIジャパンという世界的に有名な地図会社のWebソフト「ArcGIS」です。実は自分でゼロから作ったわけではなく、すでに発表されているものを使っただけです(笑)
無料のIDを作って、首都直下型地震等のデータを入れ込んでみました。
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首都圏ハザードマップPLUSの使い方
ここからはマップの説明になりますが、マップを見るのが面倒、という人はこの部分だけ読んでも「首都圏の災害リスク」がだいたい分かるように書きました。
PCで開いたときの画像で説明しています。
(1)首都直下型地震の予想震度
まず、こういった画面が開くと思います。デフォルトで「首都直下型地震の予想震度(元禄地震)」のハザードマップが開きます。
マップが真っ赤になっています。ほこれは、ほとんどの地域で震度6以上だということです。もし首都直下型地震が発生したら、東京・神奈川・埼玉・千葉において安全なところはほとんどないということが分かります。
次に、画面左上の「レイヤー」をクリックしてください。
(2)スマホの操作方法
スマホだとレイヤーボタンが隠れているため、出す必要があります。
まず左側のメニューアイコンをクリックします。
その次に、レイヤーボタンをクリックします。
見たいレイヤーをクリックした後、メニューボタンを押してマップに戻ります。そうするとスマホでもサクサクとハザードマップを見ることができます。
(3)レイヤーとは
レイヤーとは「層」という意味です。アニメのセル画の様に、様々な画像が描かれた透明な薄いシートを重ね合わせて閲覧することを表現しています。
こういうイメージです。
(4)首都直下型地震の津波リスク
説明に戻ります。
画面左上のレイヤーを押すと、レイヤー選択画面になります。
次に、「首都直下型地震における津波リスク」を見てみましょう。
青くなっているところが、津波が来る可能性のあるところです。
- 墨田区
- 中央区
- 川崎市
- 船橋市
- 千葉市
この辺の市区が、津波が来ると思われるエリアです。気になる人はズームインしてみてみましょう。自宅や勤務先に色が被っていたら要注意です。
(5)首都直下型地震の液状化リスク
「首都直下型地震が発生した時の液状化リスク」のマップを開いてみましょう。ゾッとするはずです。東京23区はほぼ全て液状化で壊滅です。赤色になっています。川崎と横浜もやられます。
この辺に自宅を買おうという人は、一度考え直した方がいいかもしれません。
一戸建てでもマンションでも、確実にやられます。
(6)土砂災害・洪水リスク
次に、「河川が氾濫したときの洪水マップ」を見てみましょう。このレイヤーには一緒に土砂災害リスクも出てくるのですが、東京はあまり土砂災害リスクはありません。土砂災害リスクは地方で多いです。
- 荒川
- 利根川
- 多摩川
- 相模川
この4つの河川が、台風などで氾濫した時には災害が発生しやすくなるということです。気になる人は見てみましょう。自宅付近だと水没してしまう可能性もあります。
(7)凡例はちゃんと見よう
地図の基本ですが「凡例(はんれい)」をちゃんと見ましょう。
わざわざ凡例を見るのは面倒ですが、リスクのレベルが分かります。また、このマップはスマホでもサクサクズームイン・ズームアウトできて便利です。
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