地震が起こったとき子供の保育園にお迎えに行く?親の対応方法を防災のプロが教えます

防災インフォ
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ソナエさん
ソナエさん

子供を保育園に預けているのだけれど、もし大地震が起こったらどうすればいいのかしら!?お迎えに行くべき?

大佐
大佐

いい質問です!結論から言うと「すぐ迎えに行く」ことをおすすめします。具体的な備えも含めて解説します。

「地震への備え」は親の務め

幼児は災害時に無力です。

まず、小さな子供のいる全ての親はこれを認識しましょう。

小学校以上の「児童」であれば自分自身である程度考えて行動できますが、保育園クラスの0~5歳児「幼児」は自律的な避難をすることが難しいのが普通です。

これはヒトの成長上、あたりまえのことで万人に当てはまります。災害時に親に連絡をして、津波の来ない高台に一人で避難できる赤ちゃんはいません・・・

なので、両親がしっかりと災害時にどういった行動をとるか考え抜かなければいけません。

ママかパパのどちらかがすぐに迎えに行きましょう。

地震が起こるとどうなる?我が家。

まず、地震が起こるとどういうリスクが考えられるのでしょうか?

基本的には3つのリスクを考えないといけません。

  • 建物倒壊による負傷
  • 親の帰宅困難による行方不明
  • 津波による負傷

いずれも怖い話ですが、どれにでも対応できるようになっていなければなりません。建物倒壊に対応するためにヘルメットを用意したり、行方不明対策にホイッスルを購入したり、津波を避けるために保育園と連携しておかなければいけません。

最強の防災準備は保育園とのコミュニケーション

地震のリスクにどう対応すればいいのでしょうか?

実は、とっておきの方法があります。

「保育園と災害時について話しておく」

これが子供を災害から守る”最強の方法”です。

「保育園なんて信用できない!」「わが子のことは私がやらないと・・・」と思っていませんか?

それは誤解です。

いつも子供の面倒を見てるのは保育園の先生です。そして実際にトラブルが起こったときにどう対処すべきかを一番理解しているのも保育園の先生や園長なのです。

当たり前です、保育園の先生は「プロ」です。

また、最近の保育園・幼稚園はしっかりしています。

避難訓練も定期的に行っていますし、先生への教育・指導も徹底しています。当たり前です。子供に何かあってしまったら、責任を取るのは自分たちです。必死に子供たちを守ろうとしています。

テキトーに防災訓練をしている会社よりも保育園の方が細かいプランを立てて防災訓練をしています。要するに、ママやパパよりも赤ちゃんの方がしっかりした防災訓練を受講している可能性があるということです。

保育園は防災訓練(避難訓練)を行うことが法律で定められています。具体的には「児童福祉法」と「消防法」に避難訓練の規定があります。特に消防法は年に2回以上の避難訓練を実施する義務を保育園と幼稚園に対して課しています。避難訓練をしていない保育園は「法律違反」です。

保育園に確認すべきこと3つ

では、保育園には何を確認すればいいのでしょうか?

この2つの質問を投げかけてみて下さい。

  • 「地震が起こったら、子供をどう避難して頂けるんですか?」
  • 「地震が起こったら、親はどこに連絡すればいいですか?」

この2つの質問で、ほぼ全ての保育園の災害対応状況が分かります。

「地震が起こったときは、まず机の下に全員避難させます、その後、防災頭巾をつけた上で、皆で公園に逃げます、津波が来そうであれば3Fに逃げます」

そういった回答があれば最高です。

加えて、災害時に誰にどういう風に連絡すればいいのか話をしておきましょう。

できれば、親(ママとパパ)の勤務地がどのくらい遠くにあって、地震があったときに何分かかるか話しておくと、保育園も親身になって対応してくれます。

都心であれば帰宅が困難になるため、会社から保育園まで3時間くらいかかってしまうケースもザラにあります。それを正直に伝えましょう。

また、地震の時には電話が通話困難になるため、可能であればLINE等のネットアプリ系の連絡手段を保育園の先生と交換できていれば最高です。でも、これはかなり突っ込んだ個人情報の共有なので先生はあまり教えてくれないと思います。

災害に強い保育園を見分ける方法3つ

災害に強い保育園を知りたい!

保育園を探しているママにとってはそういうニーズもあると思います。そういう人のために「災害に強い保育園を見極める方法」を伝授します。

保育園説明会の時にこの3つをチェックしてみて下さい。

  • 避難訓練の内容が明確か
  • 災害時の連絡先が明確か
  • 親の連絡先を収集しているか

この3つが満たされていれば合格です。

保育園説明会の時に避難訓練の内容をサラリと言えるということは、防災対応のことが日常業務に組み込まれている証拠です。

また、災害時の連絡先が紙で配られたり、WEBに書かれていたりするのはしっかりと準備ができている証拠です。

親の連絡先を収集してくれているところは更に安心です。親の連絡先を収集しているということは、災害時に連絡をくれるということです。個人情報の漏えいリスクを懸念する人がたまにいますが、自分の個人情報なんかより、災害時に自分の子供の安否を教えてくれる方が重要に決まっています。

地震が発生した時にとるべき行動(平日)

保育園に子供を預けて両親は電車で40分先の会社で勤務している・・・そういったときに大地震が発生した時、どうすればいいのでしょうか?(これを「平日ケース」と呼びます)

やることは3つです。

  • 保育園に連絡して状況を確かめる(※注1)
  • 夫/妻にLINE等で連絡する(※注2)
  • 帰宅困難にならないように帰る(※注3)

この3つのステップがすぐとれるように夫/妻とは日常的に災害時の対応について話をしておきましょう。

【注1】地震発生時は保育園の電話回線がパンクしかけます。自分だけがずっと通話したりしないで、子供の無事が確認できたらすぐに切りましょう。また、繋がらない場合はかけっぱなしにせず、帰宅準備をしながら電話をかけるようにしましょう。
【注2】地震発生時は電話回線が繋がりにくくなります。電話だと夫/妻に繋がらないため、LINE等のメッセンジャーアプリか、専用の防災アプリを準備しておきましょう。災害時には大手通信キャリアが無料Wi-fiを飛ばしますので、それを利用してメッセンジャーアプリを使うことができます。
【注3】自分自身も守りましょう。大地震の後の帰宅経路は危険がいっぱいです。二次災害で建物倒壊に巻き込まれたり、路地裏で犯罪者に襲われたりします。なるべく大きい道路を使って帰るようにしましょう。

地震が発生した時にとるべき行動(休日)

自宅に子供とママとパパがいて、ダイニングにいたり寝室で寝ていたりするところに地震が起こる・・・そういった時にどうすればいいのでしょうか?(これを「休日ケース」と呼びます)

4つやることがあります。

  • まず、机の下などに隠れて揺れが収まるのを待つ
  • ラジオやTVを見て状況を確認(※注4)
  • 非常用持ち出し袋を持って家から出る(※注5)
  • 最寄りの避難場所に避難する(※注6)

とにかく、大地震が起きたときは、安全を確保した後、避難場所に避難するようにしましょう。

【注4】揺れが大きい場合は状況確認せずに避難しましょう。地震の大きさによっては家にいられない場合があります。そういう時はすぐに逃げましょう。
【注5】貴重品・防寒着・靴だけは最低限しっかりしてから家を出ましょう。地震の後は泥棒が多くなります。また冬場だとパジャマで逃げるのは自殺行為です。
【注6】避難所は事前に確認しましょう。WEBですぐに確認できます。

まとめ – 今すぐ準備すること3つ

親はすぐにこの3つをやりましょう。

  • 保育園に災害時の連絡方法を確認する
  • 夫/妻と災害時の帰宅・連絡方法を確認する
  • 防災セットを買っておく

最低限これらをやっておけば問題ありません。

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