津波ハザードマップの使い方は?地震で助かる確率を増やす注意点2つ

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地震は「津波」が一番怖い

2011年に発生した東日本大震災において、死亡した1万5,786人の内、90%以上の人は津波による溺死が死亡原因です。

すなわち、日本で地震に揺られても、運が悪かったり、逃げ遅れたりしなかった場合、あまり死ぬことはありません。

逆に言うと、津波に巻き込まれてしまった場合、一気に死んでしまう確率が跳ね上がってしまうということです。これは非常に恐ろしいことです。

では、津波に巻き込まれないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?実はそのために良いツールがあります。「津波ハザードマップ」です。

津波ハザードマップとは?

津波ハザードマップとは、日本全国の各市区町村が作ってWebに掲載している「津波の被害想定マップ」のことです。まず、津波ハザードマップとは何なのか、理解しやすいように3つの視点でまとめました。

  1. どうやって作られているのか
  2. 何が分かるのか
  3. 何に使えるのか

1つずつ解説していきます。

(1)どうやって作られているのか

津波ハザードマップは、まず地震による最悪クラスの津波を想定したうえで浸水のシミュレーションを行い、そのデータを元に作られています。

そして、次に津波情報の伝達や避難場所、避難経路等を追記することで完成します。

こんな風に、浸水してしまうところが青く塗りつぶされていて、近くの避難場所にマークがしてあります。

(2)何が分かるのか

津波ハザードマップは、他のハザードマップと違い、もし地震による津波が発生した場合、「いつ頃」、「どのような浸水が」発生するかが分かるようになっています。シミュレーションが行われているからです。

普通は幾つかシミュレーションされていますが、例の場合だと、8分で9メートルの津波がやってくることを示しています。

避難場所・避難所の他にも、防災行政無線(サイレン)などの情報収集方法や、医療機関等の場所などの情報が掲載されています。

(3)何に使えるのか

ただボケーっと「ああ、津波くるんだぁ~」などと思ってはいけません。

ハザードマップは「危険な場所を知ること」ができ、また「避難場所までの経路を知ること」ができます。これが津波ハザードマップをチェックする一番の目的です。

津波ハザードマップを見て、自宅が浸水する可能性があると分かった場合、すぐに近くの避難所を見つけましょう。そして、家族とその場所を共有しましょう。

標高をちゃんと書いてくれているのが普通です。もし9メートルの津波がくると分かっている場合、それ以上の標高にある「避難場所」を探してそこに逃げ込むプランを立てましょう。

津波ハザードマップを見る上での注意点

津波ハザードマップを軽く見ていると、災害時にミスすることになります。注意点が2つあります。

  1. 歴史を検証しておく
  2. ハザードマップを過信しない

(1)歴史を検証しておく

自然災害が発生するスパンは100年単位です。よくあるトラブルが「わしが50年生きてきてこんなことは一度もなかった」です。

当たり前です、大きな地震は400年に1回発生するなどというものも沢山あります。地球の時間間隔と人間の時間間隔を一緒にしてはいけません。

対策として、歴史を検証しておくという方法があります。

その町の博物館や言い伝え、町の歴史本等を手に取ってみることです。そうすると、200年前に地震があった、100年前に津波が10メートルの高さまで来た、等という「裏情報」が沢山あるはずです。

最近だと、インターネットが発達しているため、グーグルで「自分の町名+地震」で検索するだけで、すぐにそういった「裏情報」を入手することができるでしょう。素晴らしい時代です。

参考まで、過去の、津波が来た大地震を列挙します。検索してみると意外な情報が分かるかもしれません。

  • 869年 :貞観地震
  • 1605年:慶長地震
  • 1611年:慶長三陸沖地震
  • 1703年:元禄地震
  • 1707年:宝永地震(南海トラフ地震)
  • 1854年:安政東海地震・安政南海地震(南海トラフ地震)
  • 1896年:明治三陸地震
  • 1923年:関東大震災
  • 1933年:昭和三陸地震
  • 1944年:東南海地震
  • 1983年:日本海中部地震
  • 1993年:北海道南西沖地震
  • 2011年:東日本大震災

(2)ハザードマップを過信しない

「津波ハザードマップに書かれていたから、絶対5メートル以上の津波は来ないだろう!」などという過信は禁物です。

複数の津波パターンを考えておくといいでしょう。

例えば、自宅付近の津波リスクが「5メートル」だったとしたら、「万が一、予想を超えて10メートル級の津波がきたらこっちに逃げよう」などと想定しておくことです。

津波ハザードマップはどこで見られるのか

一番てっとりばやい方法がグーグル検索することです。「町の名前+津波+ハザードマップ」で検索すると、検索上位に出てくるはずです。

分かりにくければ、国交省が作成した「わがまちハザードマップ」をチェックしましょう。

わがまちハザードマップ

↑↑↑クリック↑↑↑

地図が出てくるので、見たい地域を選んで絞り込んでいきます。

クリックすると「津波ハザードマップ」という言葉が出てくるため、それをクリックしましょう。

その町のハザードマップ一覧ページが出てきます。

PDFをクリックすると、その町のハザードマップを閲覧することができます。

防災セットを買っておこう

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