地震用の防災ホイッスルの選び方とおすすめ商品3つ

防災グッズ
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防災用ホイッスルを持った方がいい人

結論、防災用ホイッスルは下記のような人が持つことをおすすめします。

  • 郊外に住んでいる人
  • 海辺に住んでいる人
  • 高齢者
  • 子供

こういった人々が、災害時に助けを呼ぶときに非常に役に立つのが防災用ホイッスルです。

ホイッスルがなくても「大声をだす」「近くにあるモノで音を出す」という方法をとることで助けを呼ぶことができますが、それは理論上の話です。

実際に地震や津波に追われているとき、走りまわっているとき、恐怖の中で大声を出すというのはかなり難しいことです。そういう時に、ちょっとした息で遠くまで音を響かせることのできるホイッスルは有効なのです。

防災用ホイッスルの利用シーン

具体的な防災用ホイッスルの利用シーンは下記の通りです。

がれきに埋もれて動けないとき

家や倉庫などの建物が地震で倒れたあと、がれきに挟まってしまったとき、助けを呼ばなければいけません。自分ではなく、家族ががれきに埋もれてしまった場合、近所に助けを求めないといけません。

特に郊外では人が少ないため、大きな音を出さないと近所の家に響きません。ホイッスルを使うことで救助信号代わりになるのです。

津波から逃げ遅れそうなとき

海辺に住んでいる人も必須です。海から10km以内だと津波の可能性があります。

地震が起こった後、津波警報がなったら山に向けて走り出しましょう。しかし、こけたり、体力がなくなったりして、逃げられなくなることがあります。津波から逃げる時に周りの人の助けを呼ぶには、大きな音を出す必要があります。

防災用ホイッスルがあるかどうかで、津波に飲み込まれるか否かが確定します。まさに命を守る手立てなのです。

家族とはぐれてしまったとき

災害時に意外と多いのが、高齢者やこどもが家族とはぐれてしまうことです。

ごみごみしてざわついている避難所は危険です。犯罪グループもまぎれています。一人でいるといつ騙されたりケガさせられるか分かりません。

家族と合流するのに一番良い手立ては「音を立てる」です。笛の音を聞いたら集合、そう合図にしておけば災害時でも確実に家族が落ち合うことができます。

防災用ホイッスルの選び方

災害用ホイッスルの選び方は簡単です。この3つが揃っているものをこうにゅうしましょう。

  • 大音量がでるもの
  • 吹き易いもの
  • 携帯しやすいもの

簡単に大音量がでて、なおかつ吹き易いもの、そして携帯しやすい大きさのものです。できれば家族みんなのバッグに潜ませておくとよいでしょう。ホイッスルは軽いので防災バッグでなくても普段使いのバッグに入れておくことができます。

ホイッスルとしてプラスチック製の商品が多く販売されていますが、プラスチック製のホイッスルは音量が小さく、吹きにくいため、実はあまりおすすめしません。

シルバータイプのポール型笛が一番おすすめです。価格もかなり安いです。

防災用ホイッスルおすすめ商品3つ

【1位】危険防止ホイッスル(冒険倶楽部)

  • 音量:○
  • 吹き易さ:○
  • 携帯性:○

最も有名で信頼性のあるホイッスルです。

冒険倶楽部のホイッスルと言えば、スポーツやレジャー業界では有名なブランドです。小型で携帯しやすく、音量が「大」と「小」で吹き分けすることができるのがポイントです。

ストラップも付いていて財布やバッグにもつけやすいです。そして安い。長さはやや長めです。

長さ13cm、価格は1個382円です。

【2位】デカ音緊急ホイッスル(コンパル)

  • 音量:○
  • 吹き易さ:▲
  • 携帯性:○

コンパクトな笛が好きなら「コンパル」1択。

コンパルもホイッスルの有名ブランドです。人によってはこれがナンバーワンだと言っている人もいます。専用の「デカ音緊急ホイッスル」です。

ストラップもあり、音量調節も聞き、吹き易いためスペックとしてはトップクラスです。ただし、音は大きいのですが、音程が低めなので遠くまで届きづらいのではないかという懸念があります。

長さ4cm、価格は1個590円です。

【3位】防災用救助笛ツインウェーブ(コクヨ)

  • 音量:▲
  • 吹き易さ:○
  • 携帯性:○

オシャレな笛が好きなら「ツインウェーブ」。

文具メーカーのトップ、コクヨが販売しているのがオレンジのプラスチック製ホイッスルです。プラスチック製はやや音量や吹き易さに難がありますが、中でもまだ一番おすすめなのがこのツインウェーブです。

音量の強弱がつけにくく、大音量はOKですが小さめの音だとかすれてしまいます。ただ、フタが付いているため清潔に笛を吹けるということ、コンパクトで持ち運びやすいということ、安いということでは他の2品に引けを取りません。

長さ5cm、価格は1個382円です。

まとめ

当然、これら防災用ストラップは防犯用の呼子笛にも使えます。

通常の利用シーンだけでなく、暴漢に襲われそうになったとき、誘拐されそうになったとき、犯罪グループに絡まれてしまったときなどにも使うことができます。

実際犯罪に出会うシーンは下記を読んでみて下さい。

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