災害用の乾電池のおすすめランキング6選(スマホ充電にも使える)

防災グッズ
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災害時に乾電池がかなり使える!

地震や津波、土砂災害等で避難した後、乾電池がかなり使えます。

ラジオや懐中電灯、LEDランタン等は乾電池がなければ動きませんし、最近では特にスマートフォンの充電用にも乾電池が良く使われます。

他にもモバイルバッテリーや手回し充電器、ソーラーバッテリー等、充電方法が多くありますが、乾電池は使い方が分かりやすいため、高齢者がいる家庭にとっては特に使える充電方法です。乾電池を備蓄しておくことをおすすめします。

乾電池の選び方

乾電池の選び方は3つあります。「保存期限」と「使用時間」「価格(コストパフォーマンス)」の3つです。

災害用なので一番重要なのは保存期限です。ただし、乾電池としての実能力は使用時間です。でも価格も気になりますよね?それらを総合的に勘案した上で評価しました。

今回はすべて単三形で比較した上で紹介していますが、単一や単四でもほとんど変わらない結果になると思います。

アルカリ乾電池とマンガン乾電池はどっちがいいの?

乾電池には「アルカリ乾電池」と「マンガン乾電池」の2種類あります。これらはどちらが災害時に良いのでしょうか?

結論から言うと、スマートフォンの充電ならアルカリ乾電池がおすすめです。一方、懐中電灯の利用ならマンガン電池がおすすめです。

アルカリ乾電池はパワーがあって長持ちです。なので、スマートフォンの充電やLEDランタンの利用など大きな電流を必要とする機器に向いています。

アルカリ乾電池=スマートフォンの充電、LEDランタン等

マンガン乾電池は休み休み使うと電圧が回復するという特徴があります。なので、懐中電灯やラジオ等、小さな電流で休み休み使う機器に向いています。液漏れトラブルが少ないと言われています。

マンガン乾電池:懐中電灯、防災ラジオ(休み休み使う時)等
どっちを使えばいいか分からない!という場合は、パワーの強いアルカリ乾電池を買っておくことをおすすめします。

乾電池は何本用意しておけばいいの?

ラジオやランタン、スマホバッテリーなどの数に、日数をかけた分だけ用意しておくことをおすすめします。

結論、7日分用意しておくことがベターです。

東日本大震災や熊本地震等、震度7クラスの地震が来たときに、被災地の停電が復旧するのに約1週間かかっているからです。今後大地震が起きたときも、被災中心部は1週間は電気が来ないと思っていて良いと思います。

また、そこまで用意できないという場合は最低2日分を準備しましょう。

これは、北海道胆振地方地震などの時は、2日程度で復旧したためです。電力会社がやられなければ、2日程度で復旧すると見込んでいいと思います。

■アルカリ乾電池おすすめ3選

スマートフォンの充電やLEDランタンに使うなら下記の3つを20本以上買って置けば災害時にも問題なく過ごせるでしょう。

【1位】maxell ボルテージ


日立マクセル アルカリ乾電池単3形 14本+2本パック(限定増量パック)maxell ボルテージ LR6(T)14P+2

全ての面で「圧勝」のナンバーワン乾電池。

  • 保存期限:10年
  • 使用時間:○(懐中電灯70時間以上)
  • 価格:56円/本

保存期限も10年、懐中電灯連続利用でも70時間以上持ち、価格もトップクラスに安いです。総合点という意味でこれ以上のおすすめはありません。

更におすすめしたいポイントは、乾電池に「推奨期限」が書かれているところです。防災グッズとしても管理しやすくなります。

【2位】パナソニック アルカリ乾電池


パナソニック 単3形アルカリ乾電池 20本パック LR6XJ/20SW

使用時間「最長」。財布に余裕があるならこっちを買おう!

  • 保存期限:10年
  • 使用時間:◎(懐中電灯90時間以上)
  • 価格:78円/本

1本あたりの価格がやや高いのが難点ですが、使用時間はアルカリ乾電池の中ではトップクラスに長いです。そういう意味ではある程度高くてもコストパフォーマンスが良いと言えるため、買って損はありません。

金持ちなら「パナソニックの赤」、これがキーワードです。

【3位】東芝 IMPULSE


東芝 アルカリ乾電池 お徳用 LR03H 8MP 2Z 単3形・8本+2本パック

コストパフォーマンス重視の人は「東芝」を買おう!

  • 保存期限:10年
  • 使用時間:○(懐中電灯60時間以上)
  • 価格:48円/本

コストパフォーマンスを重視するのであれば「東芝のインパルス」でしょう。ボルテージやパナソニック赤に比べると少し能力が劣るように見えますが、上記2種が異常なだけで、インパルスも相当に優秀です。

100円均一のようなところで買うと、使用時間が不明瞭です。それと比べればある程度安いけどトップクラスの能力を持つインパルスが適切だと思います。

バランス的には東芝のインパルスはかなりの良品です。

■マンガン乾電池おすすめ3選

マンガン乾電池よりもアルカリ乾電池の方が主流になってきていますが、マンガン乾電池の優位性は何よりその安さにあります。ただし、使用期限が2年と短いのでローリングストックが必要になってきます。

【1位】パナソニック ネオ


パナソニック 単3形マンガン乾電池 ネオ ブラック 1.5V 4本パック R6PNB/4VSE

最も信頼性の高いマンガン乾電池!

  • 保存期限:2年
  • 使用時間:不明
  • 価格:42円/本

最近、マンガン電池よりアルカリ電池の方が主流になってきていて、ほとんど情報がありません。ただ、ラジオや懐中電灯をちょこちょこ使う程度であれば避難時の数週間は楽に持つと思います。

コンビニやスーパーで見慣れているマンガン乾電池がこのパナソニックネオです。一番信頼性のある商品とも言えます。

【2位】東芝 キングパワー クリーク


東芝 鉛無添加マンガン乾電池 単3形4本パック [キングパワー・クリーク] R6P EM 4KP

環境に配慮した乾電池ならキングパワー

  • 保存期限:不明
  • 使用時間:不明
  • 価格:100円/本(購入場所によって変わる)

亜鉛を使っておらず、環境に配慮した乾電池ということで売られているのがこのキングパワーです。

前のバージョン(キングパワー黒色)は最安値の1本23円という爆安で売られていたのですが、キングパワークリークという環境配慮型の乾電池(緑色)に衣替えしました。

Amazonで買うと高めですが、直販で買ったらもっと安かったりします。ちょっと残念ですが、マンガン乾電池の中では人気ブランドです。

【3位】PKCELLバッテリー


組合せ:R6単3形10本入り +R03単4形10本入り マンガン電池 (20)

最近でてきた中国大手メーカー品。

  • 保存期限:不明
  • 使用時間:不明
  • 価格:89円/本

最近のバッテリー会社は世界クラスの企業だとほとんど中国メーカーです。PKCELL battery(ピクセル)もその一つでイケイケです。

1本あたりの価格が高めですが、自信の表れなのだと思います。今後はマンガン電池が廃れていく中で、マンガン電池を取り扱っている業者は中国企業になっていくのかもしれません。

まとめ

乾電池は意外と忘れやすい防災グッズです。しかも結構大量に必要になります。

避難時の持ち出しはせずとも、自宅に何本も用意しておくようにしましょう。

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