地震本部が日本海溝の長期評価を発表
2019年2月26日、地震本部が2019年初めて地震の長期評価を発表しました。
詳細な評価書はこちらです。
最新の「長期評価」の内容は?
その内容は大きく3つに分けられます。
- 東日本大震災レベルのもの(マグニチュード9クラス)は発生確率ほぼ0%
- マグニチュード7~8クラスの大地震が、東北(青森・岩手・宮城県沖)でこの30年の間に90%の確率で起こる
- 関東(茨城県沖)でも、マグニチュード7クラスの大地震が発生する確率がこの30年で80%
僕は関東に住んでるよ!怖い!
ところで「地震本部」って何ですか?
地震本部とは、正式名称を「地震調査研究推進本部」といって、文部科学省の特別機関の1つです。地震の調査・評価を行って対策を練る国の組織です。
長期評価とは何か
長期評価とは、活断層で発生する「内陸型地震」や「海溝型地震」を対象に、地震の規模や一定期間内に地震が発生する確率を予測したもののことです。
これを「地震発生可能性の長期評価」(長期評価)と呼んでいます。
今回発表されたのは海溝型地震、特に東北の日本海溝で発生する地震です。
南海トラフ地震も「海溝型」なんですね。
そうですね!ただ、今回は日本海溝(関東~東北)の評価がメインなので、南海トラフの詳細については触れられていませんね。
- 内陸型地震・・・首都直下型地震など
- 海溝型地震・・・南海トラフ地震など
こんな感じですか!?
イラスト下手ねぇ・・・。
頑張って描いたのに!
だいたい合ってますよ!
マグニチュード9「発生確率ゼロ」は信じられるのか?
マグニチュード9クラスの地震はもう発生確率ゼロという内容は、にわかには信じがたいですね。
南海トラフが起こるぞといいつつ、ここ数年は北海道や熊本、大阪など、全く別のところで大地震が発生しています。どこで起こるかについては正直、予知できないのが現状です。
ただ、「東北以北においてだけ言えば、発生する確率は高いけどマグニチュードは7~8クラスだろう」という予測だけは当たるのだと思います。
マグニチュード7~8クラスの地震も、震度6~7に達することがあります。最強クラスではないものの、負傷者・死者が多く発生するかなり恐ろしい地震です。気を抜けまません。
まとめ
結論、大地震は2019年以降も”多発する”ということです。
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